2012年11月19日月曜日

東広島市外国人日本語スピーチコンテスト

東広島市外国人スピーチコンテスト表彰式前(緊張してます!!)
 
 2012年11月18日、第9回東広島市外国人日本語スピーチコンテストが開催されました。9回目ですから、結構続いています。昨年はU18からの参加者が5人もいましたが、今年は残念ながらゼロ。大人8人の闘い(?)となりました。皆さん緊張の面持ちでしたが、全員がしっかり前を向いて話していました。伝えたいという気持ちがとても良く出ていたと思います。
 
 先週のアクティビティで活躍してくれたインドネシア出身のDさん、今週も果敢にチャレンジしました。このところ日本語教室に熱心に通っているとはいえ、何せ来日僅か4ヶ月!!皆、かなり心配だったようです。日頃教室で接しているボランティアは、ほとんどの人が聞きに来ていました。みんなの応援に勇気を得たのか(?)、Dさんはゆっくりはっきり、8分間ほとんどよどみなく話し切りました。大拍手!!話し終わってから、ご家族、ボランティアと談笑していたDさんは、心なしか穏やかで落ち着いた顔つきになっていました。きっと大きな自信になったことでしょう。

 優勝者のテーマは「日本のお弁当文化について」キャラ弁に驚いた様子を、写真を交えて、ユーモラスに話してくれました。確かに、平らなお弁当箱にご飯とおかずを彩りよく詰めた日本のお弁当は、他国ではあまり見られません。異文化を象徴するものとして、お弁当(キャラ弁)はとても効果的な選択だったと思います。
 アメリカではお弁当と言えば、サンドイッチ、ミニキャロット、ポテトチップスなどをそれぞれジップロックにいれ、なんの芸もない茶色の紙袋から次々と取り出すスタイルです。アメリカの学校に子どもが通っていた時、おにぎりを持たせることはありましたが、日本式の平面弁当を持たせる勇気は、私にはありませんでした。でも、おにぎりですらあんなに興味津々だったアメリカの子どもたちです。スピーチを聞いていたら、あの子たちにキャラ弁を見せてあげたくなってしまいました(でも私が作ったのでは、きっと何だかわからないでしょう。何せ図工の成績3を誇っていましたから)(