2014年6月5日木曜日

音楽は共通語!!!

 このところ,まったく!!更新していませんでした(すみません).新高1たちが,それぞれ学校に通い,U18は若干静かになっていました.
 それにしても,最近の事件(ここで言うのだから,どの事件か皆さんは想像がつくと思います)には考えさせられます.学齢期半ばで日本に来て,日本語がおぼつかない,友達作りが難しい,母語も(本人が思う以上に)落ちているから自己表現もままならない,家庭環境も疑問だらけ・・・とにかくコミュニケーション(→人間関係)の問題が,子どもの育ちに大きな陰を落としているような気がします.
 
 昨日,ヤッチャル仲間がこう言ってました.
「(外国につながる子どもたちへの)日本語教育は日本を救うよ!!!」
ほんとにそうだと思います.逆に言うと,それをしなかったら日本は危うい!!ということですねえ・・・
 政府の方針は建設業従事の実習生(5年)や移民受け入れになってきています.少子高齢化が現実に問題になっている中,そうなるだろうなと思いますが,そこに『子どもの教育」という視点は,本当に存在するのだろうか?『労働力』ではなく,トータルな『一人の人間』として,その人たちを見ていく覚悟があるのだろうか?

 ところでU18では,ささやかながら新しい試みをしています.数人が「ギターをやってみたい」と言い出したので,名付けて楽器体験教室.写真は5月31日(土)第1回の様子です(子どもたちに掲載許可もらいました).第2回からはボランティア仲間のベテランギタリスト(?)が,指導してくださる予定です.
 さてKC君は,ようやくドレミファソラシドが弾けるレベルです.中国出身なので『ちょうちょ』『かえるのうた』など,日本の子ならだれでも知っているやさしい曲(1オクターブで弾ける曲)を知らないといいます.それでも『きらきら星』なら知っているというので,それを練習してみました.そこへKFさんが,英語で「Twinkle Twinkle Little Star〜〜」と合わせてきます.まさに「音楽は世界の共通語」いいですねえ〜〜おばさん()は思わず「ビルマの竪琴」のいちシーンを思い出しました(古っ!!)イギリスと日本をつないだものは『ほたるのひかり』『夕空晴れて』『埴生の宿』・・・

 それから森山直太朗『さくら』をの超ヘタクソなコード伴奏で歌いました.ベタですが,ほんとこれって子どもたちの心の叫びのような歌詞ですねえ.次回は6/14です!


音楽は世界の共通語!!
これは宣伝です!!
5月25日(日)から毎週日曜日の午前中,東広島市福富の地域センターで日本語教室が始まりました.センターの方がこんなすてきな看板(?)を作ってくださいました.感謝!!