2014年8月7日木曜日

多文化なこどもたちの夢をひらく!!

  8月に入って,広島県では雨が多いです.全国的に豪雨,猛暑と厳しい夏になっていますが,みなさま体調に注意していきましょう!!

 さて8月2日と3日,呉ロータリークラブをはじめ呉市の関係者の全面的バックアップのもと,『多文化なこどもたちの夢をひらく「にじいろキャンプ」』が行われました.参加した子どもは17人(呉市のワールドキッズネットワークとひまわり21,安芸高田市国際交流協会,東広島市のにほんごひろばU18).つながるのはインドネシア,インド,ブラジル,フィリピン,ベトナムの5カ国.加えて熟年ボランティアと若手ボランティア,サンバ指導だけでなく生活も共にしてくれたホーザ・ジ・ヒロシマの皆さんなど,バラエティー豊かな面々が下蒲刈島に集結しました.
 日頃,自分のグループの中で,なじみのメンバーとは元気いっぱい活動する子どもたちですが,初めて会う仲間には戸惑いを隠せない様子.そんな中,大和ミュージアム見学,バーベキュー,サンバ演奏,松濤園見学とプログラムはぐいぐいと進んでいきます.みるもの,聞くもの,初めてという子が多く,子どもたちは戸惑いながらも興奮ぎみ.
 ただし,このキャンプの最大の目的(目標)は,「子どもたちが仲間とたくさん語る」事です.プログラム構成も,アクティビティの間には必ず話し合いをはさみます.大人が用意したこうした『話す』時間ももちろん有効に活用(?)されましたが,活動や話し合いの合間の時間に,子どもたちはだんだんと自分たちでいろいろな事を話すようになりました.やはり心の中に“抱えているもの”が同じというのは大きいようです.『自分だけじゃない』というのは,安心のキーワードなのかもしれません.しかもお互いつたない日本語です.誰より一番話したいのがそんな友達なのでしょう.

そして,すべてに渡って抜群のリーダーシップを発揮して引っ張ってくれた呉市のIさん,本当にありがとう!!!お世話になりました.

では,そんなキャンプの様子を少しだけご覧下さい.

大和ミュージアム
お泊まりはここです
なすの丸焼き,うんまいです!!
煙いけど,遠火の強火で遠赤外線効果!
みんなでサンバ!!

日本の歴史を勉強します